お知らせ

令和3年 5月19日、日本建築仕上学会　学会賞において、
弊社の　瀧野　雄太郎　が　技能賞を受賞しました。
（授賞式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止となりました。）

選考経緯 （日本建築仕上学会HP掲載文より抜粋) 技能賞　瀧野雄太郎君 「塗装工事における的確な工法選択による工期短縮の貢献」 瀧野雄太郎君は、塗装技術を身に着けるべく高校卒業後、現在の就業先である塗装会社の門を叩いた。 その後、一貫して塗装の道を歩み続けている。 2002年の有機溶剤作業主任者を皮切りに塗装業において取得しておくべき資格はほぼ取得済である。 １級塗装技能士（建築塗装作業）、１級塗装技能士（鋼橋塗装作業）、 登録建設塗装基幹技能者、１級建築施工管理技士等の資格を所有し技能・技術に関する内外の評価も 極めて高く優秀である。 その一例としては大規模修繕工事の施工中において、雨天が続き、工期が延びる可能性が高かったため、外壁塗替え工事の施工仕様を監理者と協議し承認を得て、従前より耐候性の高い塗料に変えると共に仕上げ塗りをローラー工法から吹付け工法に変更した。 吹付け工法はローラー工法と比較し施工能率が高く、塗装工程にかかる日数を大幅に短縮できるだけ でなく塗装工の技量が仕上げ品質に影響するローラー工法と比べ、吹付け工法はバラツキや塗りムラが 出にくい。これにより工程を大幅に短縮でき、居住者の負担を最小限に抑えることができた。 同君の技術に裏打ちされた臨機応変な対応が活きた一例である。 同君は社内の後進育成にも積極的に努めている。建築塗装技能士の資格取得を目標とする技能指導を行いこれまでに１級塗装技能士を２名、２級塗装技能士を２名、計４名を誕生させ、親切丁寧な指導には定評がある。 また、現場においても作業手順と養生方法等の手順書を作成し、説明会・検討会を随時行い、その都度後進へアドバイスを送り意思疎通を図っている。そうすることにより大過なく安全で 効率的に仕事が出来ている。よってここに、日本建築仕上学会学会賞の技能賞を贈るものである。